メタバースは流行らない?よくある誤解や今後普及していく理由も解説

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「メタバースは流行らないって聞くけど本当なの?」と思っている方も多いでしょう。メタバースが流行らないと言われる理由として以下の4つがあります。

実は、これらの流行らない理由は全て誤解なのです。そもそもメタバースは流行る/流行らないというものではありません。

そこで本記事では、メタバースが流行らない理由とそれが誤解である理由を解説します。メタバースは流行る/流行らないというものではないことやビジネスでどのように活用すればいいかも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

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流行らない理由1.メタバースはただのゲームだから

メタバースを説明するときに、例として「フォートナイト」や「FF14」がよく紹介されるため「メタバース=ゲーム」だと思っている方は多いのではないでしょうか。

これはメタバースがゲームの一種だからフォートナイトやFF14を例に出しているわけではありません。メタバースの定義である「色々な人とコミュニケーションできる仮想の空間」と上記のゲームの特徴が一致するため、イメージしやすい例として紹介されることが多いのです。

実際にメタバースはゲーム以外でも活用されています。

それが誤解である理由.ゲーム以外でも活用されている

メタバースは、ゲームやイベントなどエンタメとして活用されることが多いのですが、他の業界でも活用され始めています。

具体的には、ビジネスではオフィスとして、医療業界では患者のカウンセリングとして使われています。

つまり、メタバースはゲームだけにとどまらず、さまざまな業界に展開されているため「メタバース=ゲーム」は誤解ということです。

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流行らない理由2.機材を準備するハードルが高いから

メタバースを体験するには「VRゴーグルや高スペックなPCが必要なんでしょ?」と思っている方も多いでしょう。

たしかに、VRChatやNeosVRなどの自由度が高いメタバースプラットフォームを最大限楽しむためには、VRゴーグルと高スペックなPCは必要です。これらの機材を用意するのに、どれだけ低く見積もっても十数万円は必要です。

しかし、これは上記のようなサービスに限った話で、メタバースサービス自体は今使っているスマホからでもアクセスできるものも存在します。

それが誤解である理由.スマホからでも利用できる

実際に、世に出ているメタバースサービスはスマホで利用できるものが多いです。どんなスマホアプリがあるか気になる方は「スマホで楽しめるおすすめのメタバース15選|5タイプに分けて紹介」で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

また、VRゴーグルは昔、数十万円していたのですが、今では6万円ほどで十分なスペックのVRゴーグルを手に入れられます。

以上のようにメタバースを利用するために使う機材を準備するハードルは、日を重ねるごとに低くなっています。

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流行らない理由3.Metaの株価が下がったから

Facebookが社名をMetaに変更して以降、株価が下落したことによってメタバース市場そのものが伸びないというイメージが根付いてしまいました。

MetaのザッカーバーグCEOが自社のメタバース「Horizon Worlds」で撮影した画像が、2020年代とは思えないクオリティだったため、さらに拍車をかけてしまっています。

ザッカーバーグCEOメタバース自撮り画像
出典:Facebook

ところが、2022年6月現在のMetaの株価は上昇しています。そもそもメタバース市場の行末をMetaの株価や動向だけをみて判断するのは、時期尚早というもの。

当然ですが、メタバースに関連する企業はMetaだけではありません。他の企業の動向も見ないことには、今後メタバースが流行るのかは判断できないはずです。

それが誤解である理由.Meta含めメタバース企業の株価は上昇している

ほかのメタバースに関連する企業の株価も上昇しています。例えば、メタバースに関連する企業の株式をまとめたファンド(投資信託)の株価は上昇し続けています。

加えて、総務省マッキンゼーの調査によるとメタバースの市場規模は拡大するという報告結果が出ました。

以上からメタバースの市場規模は今後も拡大する可能性が高いため、Metaの調子だけで流行らないという判断をするのは誤りということがわかりますね。

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流行らない理由4.セカンドライフが失敗したから

セカンドライフとは、2003年にリリースされたメタバースサービスです。仮想の空間で他者と交流できるというのは当時としては革新的であり、世界中から注目されました。

その新奇性とセカンドライフ内で使用される通貨がそのまま米国ドルに換金できる機能に目をつけた企業が続々と参入しましたが、予想以上にユーザーが定着しなかったのです。

現在のユーザー数は当時の5分の1にまで減っており「セカンドライフは失敗した」と言われています。ユーザーが激減した原因は、高スペックなPCがないと満足に操作できなかったことと、ユーザー側のITリテラシーが求められるということ。

しかし、この問題は解決されつつあります。

それが誤解である理由.当時と比べてデバイスのスペックやユーザーのITリテラシーが違う

セカンドライフがリリースされた時代と現在は、ユーザーが使っているデバイスのスペックやITリテラシーが全く違います。

当時は高スペックなPCが必要だったかもしれませんが、今はスマホ一台でメタバースにアクセスできるうえ、インターネットを利用するのは当たり前の時代です。

オンライン上で他人と交流するというのは、セカンドライフリリース当時だと一般的には受け入れられていない文化であったため、普及することはありませんでした。しかし、現在はSNSの登場によって、オンライン上で他人と交流することは日常的に行われています。

現在はインターネットと生活が密接に関わっているため、ユーザーのITリテラシーが上がり、PCやスマホなどのデバイスを扱える人口も増えています。

つまり、セカンドライフのユーザー減少の原因だったマシンスペックとITリテラシーの問題は解決しているということです。

「セカンドライフが失敗したからメタバースも失敗する」というのは、誤りであるというのは「メタバースはまた失敗するのか?セカンドライフとの違いを5つ紹介」でわかりやすく解説していますので、詳しく知りたい方はそちらをご覧ください。

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実はメタバースは流行る/流行らないというものではない

ここまで、巷に溢れているメタバースが流行らない理由は、どれも誤解だということを説明してきました。

話の腰を折るようで申し訳ないのですが、そもそもメタバースを流行る/流行らないで判断すること自体が間違っているのです。

なぜなら、メタバースは目的を達成するためのひとつの手段でしかないから。

何度も言うようにメタバースは「色々な人とコミュニケーションできる仮想の空間」のことです。つまり、メタバースはあくまでもコミュニケーションをするためのツールに過ぎないため、流行る/流行らないという表現には違和感があります。

例えば、早く遠くに行きたいから車を使うように、遠くの人と実際に対面している感覚で話したいからメタバースを使うといったようなイメージです。車種に流行り廃りはありますが、車という乗り物自体に流行はないですよね。

メタバースも車と同様で、サービス自体には流行り廃りはあると思いますが、メタバースという空間そのものに流行り廃りはありません。メタバースは、ひとつのツールに過ぎないのです。

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メタバースはビジネスでどのように使うべきか

ただ、新技術のメタバースをどのように使えばいいのかわからないという方もいるでしょう。そこでここからは、メタバースをビジネスでどのように使うのが適しているのかについて解説します。ビジネスに適しているメタバースの活用方法は以下の2つです。

それぞれ解説します。

コミュニケーションツールとして使う

ただ闇雲にメタバースを導入するだけでは、ビジネスとして上手く機能しません。なぜなら、メタバースはあくまで目的を達成させるための手段に過ぎないからです。どれだけ高機能なキッチンを導入しても、その人が料理をしなければ意味がないのと一緒です。

メタバースは特にコミュニケーションを活性化させるためのツールとして活用するのがおすすめ。具体的には、オフィス店舗など人と人が交流する接点の場として使うのが適しています。

認知拡大や顧客醸成として使う

メタバースは自社のサービス・商品の認知拡大や顧客醸成のツールとして使うのにも適しています。メタバースの種類によって、それぞれ認知拡大に適しているものと顧客醸成に適しているものがあります。

ビジネスでうまく活用するために、認知拡大と顧客醸成とでそれぞれ適しているメタバースの特徴は事前に把握しておきましょう。

認知拡大や顧客醸成に適したメタバースとはどういうものか気になる方は「自社はメタバースを導入するべきなのか?2つの判断基準をもとに解説」をご覧ください。

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まとめ.メタバースは目的を達成するためのツールである

本記事では、メタバースが流行らない理由とそれが誤解である理由を解説しました。本文でもお伝えしたように、メタバースは流行る/流行らないというものではありません。メタバースは、あくまで目的を達成するためのツールです。

一例ですが、遠くに離れている友人と対面で話しているような感覚で会話したいという目的があって、その手段としてメタバースがあるというイメージです。

早く遠くへ行くためのひとつの手段として車を使うように、メタバースも色々な人とコミュニケーションする手段のひとつとして使われるようになるでしょう。

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投稿者プロフィール

矢込 郁
Webライター。メタバースやWeb3(ブロックチェーン・暗号資産・NFT)関連の記事をメインに執筆しています。大手証券会社サービスにてNFTについて執筆経験あり。暗号資産運用歴2019〜現在。メタバースは哲学者の思考実験でとどまっていたものを実現できるという点で注目している分野です。

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