食品業界でのメタバースの活用事例4選|導入するメリットも解説

メタバース 食品

「食品業界でメタバースを活用してみたいけど、どうすればいいのかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、食品業界でメタバースを導入している事例4選を紹介します。どの企業が導入しているのか早速紹介します。

  1. 日清食品
  2. ブルボン
  3. ふくや
  4. コカ・コーラ

この記事では、どのように活用したのかをメインで紹介します。もし「どのような効果を狙って導入したのか」が知りたい場合は「メタバースは食品業界でどう使えばいい?4つの事例を徹底解説」で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

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そもそもメタバースとは

なんとなくメタバースを「ネットにある仮想の空間」と捉えている方は多いのではないでしょうか。そもそも、メタバースとは「コミュニケーションを取ることができる仮想の空間」を指します。

メタバースは明確な定義付けがされないまま広まったこともあり、人や企業によって定義が変わってきます。メタバースを上記のように定義づけている理由を知りたい場合は「メタバースとは?できることやメリットデメリット、始め方を詳しく解説」をご覧ください。

食品業界でのメタバース活用事例4選

ここからは、食品業界で活用されている、メタバースの事例を紹介していきます。今回紹介する事例は以下の4つです。

  1. 日清食品
  2. ブルボン
  3. ふくや
  4. コカ・コーラ

それぞれ、どのように活用しているのかを紹介します。

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日清食品

日清食品は世界最大級のVRイベント「バーチャルマーケット」に出展しました。

イベントでは、カップヌードルの製造工程を学ぶ工場見学からスタート。その最中に突然睡眠ガスで眠らされ、地下研究室に連れ去られてしまいます。

そこには、人間とカップヌードルが融合した超人「カップヌードル大帝」が待ち受けており、ユーザー自身も「カップヌードル大帝」になる改造手術を受けることに。

ユーザーがカップヌードル大帝になったあとは、広大な街を飛び回ったり、爆破ミッションに挑んだりします。

ゲームをクリアすると、フォトスポットエリアで写真を撮れたり、お土産を購入したりすることができます。

認知を獲得するためにメタバースを使いたいのであれば、世界最大級のVRイベントであるバーチャルマーケットに出展するのも一つの手です。

ブルボン

ブルボンは一番最初に、他社が行うメタバースでのイベントに協賛しました。そこでは、バーチャルアルフォートチョコレートを配布。

その後は、さらなるファンの獲得とファン同士のコミュニティの活性化のために、自社で専用のメタバースを構築し、2回、期間限定で公開しました。

最終的には恒常的な空間として、古町のメタバース「KURASUTO」を実現。KURASUTOでは、ブルボンの本社がある新潟市の魅力想像事業の一環として公開され、ブルボンの商品だけにとらわれない付加価値の提供を推進しています。

ブルボンは最初は広告としてメタバースを活用しましたが、その後は地域も巻き込み、ファンの獲得とコミュニティの活性化のためにメタバースを導入しました。コミュニティを育成することができるのも、メタバースの特徴です。

ふくや

2021年にバーチャル空間に店舗を作り、対応スタッフを店舗ごとに配置しました。

来場者は自身のアバターを動かし、気になる商品を見て回りながら、スタッフに話しかけ買い物をします。コミュニケーションを取ることができるというメタバースならではの特徴を活かした導入事例です。

スタッフと話して購入できることで、購買意欲も高まったのもあり、来場者のうち約30%の方が商品購入につながったようです。

コカ・コーラ

アメリカのコカ・コーラはフォートナイトのワールド(島)から着想を得た商品を発売しました。

フォートナイトでは、ユーザーそれぞれが独自のワールド(島)を作成することが可能で、そこでは、パズルやミニゲームなどを楽しむことができます。

パズルやミニゲームを楽しんだユーザーに、新商品のことを知ってもらうための事例です。

食品業界でメタバースを導入するメリット

食品業界でメタバースを導入するメリットは以下の4つです。

  • 日本全国、世界中どこからでも購入することができる
  • ECサイトとは違って、メタバース上で生産者や店員とコミュニケーションがとれる
  • 実店舗のように食品を陳列する人的コスト必要がない
  • 食品の生産方法、生産者の声、生産地についてより深く知ることができる

地方特産品を販売する場合を例に上げて説明していきます。これまでは、自分自身にゆかりが無い場所だと、そこまで商品を魅力的に感じることも少なかったです。

しかし、その地方一帯をメタバース上で再現することで、まるで自分がその地域に出向いているかのような体験ができます。

もちろん、メタバース上で生産者の方々から商品をつくった想いや地域の文化等を教わることも可能です。

これは、ECサイトでは為し得ることのできない、メタバースならではのメリット。今まで日の目を見ていなかった地方特産品にもスポットライトが当たるだけでなく、もともと人気のある商品についても、より商品に対する理解を持ってもらうことができます。

「良い商品があるのに、中々お客様に届けることができない」

「愛情を込めて、熱意を込めてつくったこの商品を売りたい、知ってもらいたい」

そんな想いを持っている食品業界の方々にこそ、メタバースの導入はおすすめです。

メタバースを導入する基準

さて、ここで気になってくるのが「メタバースを導入するべきかどうか」ということでしょう。メタバースを導入する基準として、以下の2つが挙げられます。

  • 利用する目的とメタバースの特性が合っているか
  • 導入コストが許容範囲であるか

基準については「自社はメタバースを導入するべきなのか?2つの判断基準をもとに解説」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

まとめ

この記事では、食品業界のメタバースの導入事例を紹介しました。世界最大級のVRイベントであるバーチャルマーケットに参加したり、総ユーザー数5億人を超えるオンラインゲームのフォートナイトを活用したり、自社でメタバース空間を作ったりとさまざまな事例がありました。

大事なのは、メタバースは目的を達成するためのツールにすぎないということです。目的にあわずに、ただ闇雲に導入するだけでは、効果がなかなか出ません。

「この目的に対してメタバース導入を考えているが、あっているかわからない」という方はお気軽にご連絡ください。2020年から法人向けメタバースサービスを展開している弊社のスタッフがお答えします。

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