メタバース記事 2023.06.23

日本のメタバース企業9選|各社の特徴や企業の選び方も解説

「メタバースの企業ってどんなところがあるんだろう?」と疑問に思う方も多いでしょう。そこで今回は日本のメタバース企業を9社紹介します。まずは一覧でご覧ください。

それぞれの企業が持っている強みも説明します。またメタバースを作りたいと思ってこの記事を読んでいる方に向けて、どうやって依頼する企業を選べばいいのかの選定基準についても解説します。ぜひ最後までご覧ください。

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メタバースとはコミュニケーションが取れる仮想の空間のこと

本題に入る前にあらかじめ知っておいてほしいことがあります。それは、メタバースとは「コミュニケーションが取れる仮想の空間である」ということ。

メタバースと聞いて仮想の空間だけをイメージする方も多いと思いますが、それはどちらかというとVR(virtual reality)に近いです。メタバースとVRの違いを詳しく知りたい方は「メタバースとは?できることやメリットデメリット、始め方を詳しく解説」をご覧ください。

そのため、今回は「コミュニケーションが取れる仮想の空間を作っていること」を条件に企業の選定をしました。

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メタバース関連の企業9選

さて、ここからはメタバースを作っている企業を9社紹介します。それぞれが持っている強みについても説明します。

 

1.株式会社Urth

株式会社Urthはメタバースサービスの「metatell(メタテル)」を提供しています。「既存顧客のためのファンベースを作りたい」「Z世代の顧客と交流したい」「ECサイトの売上が好調なので、新しい施策に挑戦したい」などの課題を持っている企業に最適のサービスです。

metatell(メタテル)の強みは以下の6つ。

  • はじめてのメタバース導入でも安心充実したサポート:ご購入後2ヶ月間は週に一度の打ち合わせでメタバース空間の構築や公開のサポートを実施。2ヶ月後からは月に一度の打ち合わせで販促への効果が出るように活用方法をご提案します。
  • 導入の手軽さ:metatellはメタバース空間のURLを設置するだけで公開可能。HPやLPなど既存のWebページを活かして導入できます。
  • 流入を止めない仕掛け:metatellを体験するのに会員登録やアプリのダウンロードは不要です。HPやLPなど別のサイト経由で気軽にメタバースを体験できます。
  • コンテンツに目が行く設計:metatellでは空間・動線設計に優れた建築デザイナーがメタバース空間を設計しています。建築デザイナーだからこそ、自然とコンテンツに目が行くような設計が可能です。
  • 集客や効果把握に役立つ管理画面:メタバース上のコンテンツを手軽に編集できる管理画面やユーザー行動を分析し、マーケティング施策へと活用いただける機能を提供しています。
  • オリジナルアバター・イベント用機能:オリジナルアバターの作成によりコミュニケーションの増加が見込めます。会社説明会などの時にいくつもの資料を同時に共有できる機能も提供しています。

他のサービスでは、ユーザーは会員登録やアプリのダウンロードが必要ですが、metatellではURLのクリックだけでメタバース空間に入ることができます。また、建築デザイナーならではの導線設計も強みといえるでしょう。

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2.クラスター株式会社

クラスター株式会社は、メタバース上で誰でも音楽ライブやイベントに参加したり、友人と遊ぶことができるプラットフォームの「cluster」を提供しています。

clusterの強みは大人数にリーチできる可能性があること。2020年では10ヶ月で300万人を動員しました。

また、過去には株式会社ポケモンがイベントを開催したり、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントが音楽ライブを実施しました。

3.株式会社HIKKY

株式会社HIKKYは世界最大のバーチャルイベント「バーチャルマーケット」を毎年夏と冬に実施しています。毎年出展企業は異なりますが、過去にはJR西日本やみずほ銀行などが出展しました。

バーチャルマーケットの強みは新規顧客の開拓です。バーチャルマーケットは短期間の開催ながら100万人規模で集客しています。バーチャルマーケットに出展することで、新規顧客にリーチできるでしょう。

4.凸版印刷株式会社

凸版印刷株式会社はメタバースサービス基盤「MiraVerse®」とデジタルツイン型メタバースサービス「デジタルツイン・ワールドトリップ®」を提供しています。

MiraVerse®の強みはリアルさ。現実の色だけではなく、インテリアであればその質感までも再現します。住宅展示場や美術館など、色や質感が大事になってくる場合において、MiraVerse®は強みを発揮するでしょう。

デジタルツイン・ワールドトリップ®は施設の魅力を伝えることに強みを発揮するので、工場見学や文化遺産、観光名所めぐりに利用するのに向いています。

5.株式会社Gugenka

株式会社Gugenkaは世界最大級のメタバースプラットフォーム「VRChat」の公式パートナーです。株式会社GugenkaはVRChatの法人契約代行を行っています。

株式会社Gugenkaに依頼をすれば、メタバース空間の制作から演出、プロデュースだけでなく、有料チケットの販売、広告展開、アバター利用などのサポートを受けることができます。

すでにメタバースで遊んでいるユーザーにリーチしたい場合は、株式会社Gugenkaに依頼するのがおすすめです。

6.REALITY株式会社

REALITY株式会社はスマートフォン向けメタバース「REALITY」の開発や運営、仮想空間内で行われるバーチャルイベントを実現するためのクラウドソリューション「REALITY XR cloud」を提供しています

REALITY XR cloudはメタバースでのイベント開催、プラットフォーム構築だけではなく、有識者によるコンサルティングなどのサポートも充実しています。

7.株式会社ambr

株式会社ambrは仮想空間を創造するバーチャルクリエイティブスタジオです。

TOKYO GAME SHOW VR 2022の仮想空間の基盤では「xambr v2」が採用されたり、マジック・ザ・ギャザリングバーチャルアート展では企画開発を担当。バーチャルならではの鑑賞体験の創造を目指しました。

8.株式会社Synamon

株式会社Synamonはファンマーケティング向けメタバースプラットフォームの「SYNMN」を提供しています。

SYNMNでは、メタバースの特性を活かして、ユーザーを巻き込んだ体験構築が実現可能です。

9.monoAI technology株式会社

monoAI technology株式会社はメタバースプラットフォームの「XR CLOUD」を提供しています。講演会や展示会、バーチャルツアーなどさまざまな用途で利用することができます。

XR CLOUDの強みは、なんといっても同時接続人数。XR CLOUDは数万人規模の同時接続が可能なため、大きなイベントなどを開催するのに向いているプラットフォームといえるでしょう。

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メタバース空間の作成を依頼するときの選定基準

ここまで、メタバース関連の企業を9社紹介してきました。ビジネスで利用したいと思っている方は「果たしてどの企業に依頼するのがいいんだろうか?」と悩む人もいるでしょう。

メタバースの企業を選ぶときの基準は以下の2つです。

・目的にあったメタバースサービスを提供しているか
・導入費用が許容できるか

企業に依頼するときの選定基準については「自社はメタバースを導入するべきなのか?2つの判断基準をもとに解説」で紹介しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

Q.メタバース企業が多くて選ぶのが大変です。
A.2020年からメタバースサービスを展開している弊社にお問い合わせください


メタバースを導入するときには、どのように使えばいいのか、そもそも本当にメタバースを導入したほうがいいのかなど疑問がたくさん出てくるでしょう。そのような方はメタバースの効果などがわかる資料をダウンロードしていただくか、お気軽に弊社にお問い合わせください。お電話での相談も受け付けております。

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まとめ:それぞれの企業が持っている強みを理解しよう

今回は日本国内でメタバースサービスを展開している以下の9社を紹介しました。

  • 株式会社Urth
  • クラスター株式会社
  • 株式会社HIKKY
  • 凸版印刷株式会社
  • 株式会社Gugenka
  • REALITY株式会社
  • 株式会社ambr
  • 株式会社Synamon
  • monoAI technology株式会社

一口に「メタバースサービスを提供している企業」といってもそれぞれ強みが違います。メタバースをビジネスで活用したいなら、それぞれの企業が持っている強みを理解したうえで問い合わせましょう。

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