コミュニケーションの活性化にメタバースは最適か?活用方法も紹介

働き方改革や新型コロナウイルスの影響によりリモートワークが増え、社員同士のコミュニケーションが減ってきています。仕事へのモチベーションを高めるためには社員同士のコミュニケーションは欠かせません。

そこで本記事ではコミュニケーションの活性化するツールとして期待されているメタバースについて詳しく解説していきます。

自社で抱えている問題がメタバースで解決できるかもしれません。ぜひ最後までご覧ください。

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メタバースとは

メタバースとはインターネット上に作られた仮想空間のことを指します。仮想空間内では自分の分身であるアバターを使って、人と会話したり、一緒にゲームをして楽しめるのが特徴です。

身近な例だと「あつまれ どうぶつの森」や「Minecraft(マインクラフト)」、「Fortnite(フォートナイト)」が有名です。

一見ゲームだけで使われている技術だと思われがちですが、マイクロソフトの「Mesh for Microsoft Teams」やMeta(旧Facebook)の「Horizon Worlds」などビジネスツールとして活用されるケースが徐々に増えているのはご存じでしょうか。

メタバースについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

既存のコミュニケーションツールとの違い

メタバースはSlackやMicrosoft Teamsなどのような従来のコミュニケーションツールと大きな違いが1つあります。それは自分の分身であるアバターを使用し、遠くに離れている人とも同じ空間を共有できることです。

現在多くの企業が使用しているコミュニケーションツールでは、業務連絡や仕事に関する会話のみのやりとりが多いのではないでしょうか。しかしメタバースであれば、現実と同じように他のアバターに近づくだけで会話ができます。

既存のコミュニケーションツールだと会議を設定したり、グループを作ったりして話し合いを始めるため、プレゼンのような一方向のコミュニケーションがほとんどでした。

一方で、メタバースでは常時接続が多く、普段の会話のような双方向のコミュニケーションが実現できます。オンライン上で会議前の雑談や休憩の合間のコミュニケーションを気軽にできることは、今までになかった特徴です。

メタバースを利用すればオンライン上で、組織において重要な人間関係を構築できるようになります。社内コミュニケーションの活性化も期待できるでしょう。

オンラインでのコミュニケーションをさらに活性化させたい方はこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

コミュニケーションにおけるメタバースでできること4選

メタバースは今までのコミュニケーションツールの問題点を解決できる機能が豊富にあります。既存のコミュニケーションツールにはないメタバースでできることを4つに分けて紹介していますので、ぜひご覧ください。

  • リモートでも同じ空間で一緒に仕事ができる
  • 気軽に話しかけられる
  • 非言語コミュニケーションができる
  • 親睦会や研修などのイベントがすぐにできる

リモートでも同じ空間で一緒に仕事ができる

昨今の働き方改革や新型コロナウイルスの流行によって、在宅勤務をする社員が増えました。社員同士で同じ空間を共有する機会が減ってしまい、寂しさを感じる社員も多いのではないでしょうか。

メタバースであれば、社員同士が離れていても同じ空間を共有し、仕事ができます。在宅勤務でも社員と一緒に仕事をしている感覚を味わえるのはメタバースだけの特徴といえるでしょう。

気軽に話しかけられる

メタバース上ではアバターを使用してコミュニケーションを取ります。アバターを介して話しかけるほうが、直接話しかけるよりも心理的ハードルを下げられるでしょう。

アバターの見た目を変えられることで、自分を表現しやすくなります。また、可愛い見た目にすれば相手から話しかけやすいようにすることも可能です。

以上のように、自分の見た目を変えてコミュニケーションのきっかけに活かすことは、既存のビデオチャットで行うのは困難でした。

メタバース上では集中ブースや雑談ブースなど、さまざまな状況に合わせたブースを作成できます。もし話したい相手が集中ブースにいたら今は話しかけないという判断もできますし、逆に雑談ブースにいたら気軽に話しかけられます。

以上のようにメタバースは現実よりも相手の状況がわかりやすくなっているので、話しかけるタイミングが掴みやすいのも魅力といえるでしょう。

非言語コミュニケーションができる

テキストチャットでのやりとりだと相手の表情が見えなかったり、仕草がわからなかったりと意思疎通が難しいという問題がありました。

メタバース上であればアバターを動かすことで、オンライン上でありながら現実と同じようなコミュニケーションがとれます

さらにビデオ機能を使用して顔が見えるようにすれば、表情から今どんな状況かを読み取り円滑に会話を進めることも可能です。

親睦会や研修などのイベントがすぐにできる

メタバース上であれば、イベント用のブースや研修プログラムを一度作るだけですぐに何度でも利用できます。

準備や片付けも必要ないので、定期的に開催しても社員の負担にならないことのが魅力です。イベントをキッカケに社員同士の交流の輪が広がり、社内のコミュニケーションの活性化にもつながります。

いきなりオフィスとしてメタバースを利用するにはハードルが高い場合もあります。そのようなときは、ランチミーティングや朝礼などでお試しで利用してみるのはいかがでしょうか?いつもと違う環境で社員同士で会話すると、今までにはなかった新しいアイディアが生まれるかもしれません。

VRを利用するとさらに臨場感のあるイベントや社員研修ができます。VRを活用した研修について詳しく知りたい方はこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

メタバースを活用するうえでの問題点

社員同士のコミュニケーションの活性化につながるメタバース。非常に便利なツールですが、問題点もあります。

今回はメタバースを活用するうえでの問題点を2つ紹介しますので、メタバースを導入する判断材料としてお役立てください。

  • 専用デバイスが必要になる
  • 社員が使いこなせるか分からない

専用デバイスが必要になる

メタバースを活用するうえでの問題として挙げられるのが、VRゴーグルなどの専用デバイスが必要になることです。360度見渡せるVRゴーグルを利用すると、画面越しよりも臨場感のあるメタバースを体験できますが、これらの専用デバイスは高価なモノが多く、社員全員にデバイスを渡すとなるとかなりのコストが発生します。

専用のデバイスを必要とせず、PCやスマホから手軽に入れるメタバースもありますので、会社の予算と照らし合わせて専用デバイスの導入を検討してください。

社員が使いこなせるか分からない

会社にメタバースを導入するうえで注意しなくてはならないのが、社員に一定以上のITリテラシーがあるかどうかです。会社でメタバースを導入しても社員が使いこなせなくては意味がありません。

メタバースを導入する前に社員研修を行ったり、朝礼やランチミーティングなどの簡単なものから試験的に使ってみるなどの対策をとるのが良いでしょう。

またVRゴーグルを使用するとき、人によってはVR酔いしてしまう可能性があります。ディスプレイ・VRどちらも対応しているメタバースを活用するのがおすすめです。

タイプ別メタバースを提供できる企業3選

メタバースにはいくつかのタイプに分けられます。せっかく導入したメタバースのタイプが会社に合わなかったという事態は避けたいですよね。最後は自社に合ったものを見つけられるようタイプ別でメタバースの紹介をすると同時に、提供できる企業を3社紹介します。

  • 2次元のメタバースを提供している企業
  • 現実に近い3次元のメタバースを提供している企業
  • 社内イベント向けのメタバースを提供している企業

2次元のメタバースを提供している企業

oVice株式会社

2次元のメタバースを提供している企業として有名なoVice株式会社。2次元なのでVR酔いがないのが特徴です。

3DCGのメタバースよりも回線の負荷が軽いので数千人単位がメタバース上にいても問題なく使えます。

oViceはメタバース上で入退室記録が取れるなどビジネスシーンで役立つ機能が豊富です。無料トライアルもあるので1度試してみるのもいいかもしれません。

現実に近い3次元のメタバースを提供している企業

v-air紹介

株式会社Urth

株式会社Urthが提供するメタバースはプロの建築家が設計することで、より現実に近い空間を再現しています。

オフィスの再現性の高さから実際に朝礼で導入している事例もあります。現実と同じオフィスを再現できるメタバースなら社員同士が離れていても一体感を持って仕事に取り組めるでしょう。

また、UrthのメタバースはURLから簡単にアクセスできます。URLリンクを送るだけで誰でもメタバース上に入れるので、社内だけでなく取引先とのミーティングにも使用できます。

oViceのような2次元のメタバースとUrthの3次元のメタバースの違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

社内イベント向けのメタバースを提供している企業

株式会社 m-Labのメタバース画像
参照元:https://v-expo.jp/

株式会社 m-Lab

日常業務でメタバースを利用するというよりも、社内イベントでメタバースの利用を考えているのなら株式会社m-labのメタバース「V-expo」がおすすめです。

社内イベントで使用できるメタバース会場を最短5分で押さえることができるので、急なイベントのセッティングにも対応可能です。

メタバースを活用したイベントをきっかけに社員同士の会話も増え、社内コミュニケーションの活性化につながるでしょう。

まとめ

メタバースを活用することで社員同士のコミュニケーションが増えるだけでなく、今までのリモートワークで生じていた問題も解決できます。

タイプ別のメタバースを紹介しましたので、自社のイメージに合ったメタバースを取り入れて社内コミュニケーションの活性化に役立ててください。

メタバースについてもっと詳しく知りたいと思った方は、株式会社Urthが手掛けるメタバースの特徴や活用事例をわかりやすくまとめた資料を以下のリンクからダウンロードできますので、ぜひチェックしてみてください。

投稿者プロフィール

矢込 郁
Webライター。メタバースやWeb3(ブロックチェーン・暗号資産・NFT)関連の記事をメインに執筆しています。大手証券会社サービスにてNFTについて執筆経験あり。暗号資産運用歴2019〜現在。メタバースは哲学者の思考実験でとどまっていたものを実現できるという点で注目している分野です。

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マーケティング、採用でのメタバース活用に最適なツールとなっています。

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この資料では、「メタバースってなに?」「メタバースを使って何ができるの?」そのような疑問を解消するための資料となっています。 メタバースやV-airの導入をご検討の方はまずこちらの資料をご覧ください。
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