教育でのVRとは?導入事例やメリット・デメリットを紹介!

教育 VR

近年、メタバースの観点から注目が集まるVR技術。

実は教育の面でも既に利用され始めている技術ですが、皆さんはご存じでしょうか?

本記事では教育におけるVRの活躍について紹介していきます。

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メタバース 教育

学校教育での導入事例

タブレットを用いた授業やオンライン授業が開始されるなど、日本の学校教育も以前と比べて進化しています。

VR技術においても積極的な取り組みが始まっていて、様々な授業形態において活用されています。

課外授業

コロナウイルスの影響で、外に出ることが前提である課外授業ができない学校がほとんど。

しかし、VR技術を使うことで、コロナ禍の影響を受けない体験が可能になります。

実際に「メタツアーズ」というサービスではVRゴーグルを用いた没入体験を実施しており、学校・教育機関へ向けた取り組みを盛んに行っています。

現地で撮影された映像を3Dの臨場感で体験できるため、コロナ禍で実施できていなかった修学旅行の代わりとして利用されています。

他にも「vrabo!」では「社会科見学VR」というサービスを提供しています。

遠隔地のVR映像と合わせて相互のコミュケーションを取り合うライブストリーミングを行うことで、社会科見学の質を高めています。

座学

もちろん屋内での学習にもVR技術は親和性が高いです。

仮想空間でCG教材を用意すれば、かかる費用を抑えられる上、生徒側は体を動かしてリアルな体験もすることができます。

学校法人角川ドワンゴ学園では、株式会社バーチャルキャストと連携し、VR技術を利用した授業を開始しました。

VRゴーグルに映る映像には実写の授業動画が張り出され、用意されたCG教材を使うことで実践的な授業を受けられます。

他の学校では、空間把握がしやすいという特徴を生かして、地球をVRで描写し、学生の理解度を高める社会の授業が実施される事例もあります。

以前のような映像授業とは違い、自分から動いて進めるため、より効率的な学習が期待できます。 

実技

前項でも少しふれたように、VR技術を利用した授業では実践的な授業を受けることができます。

医学の卵を育成する日本体育大学医療学部の授業ではVRを用いた実技講習が実施されました。

救急医療学科320名を対象にした取り組みで、VRゴーグルには医療スタッフによる映像が映し出されます。

学生たちは現場の雰囲気を感じながら、自由に作業風景を見学することが可能です。

そして、何より便利なのが「他接続リモートVR臨床システム」です。

従来の実習では、ある程度のスペースに集まる必要があるため、必然的に一回の授業で参加できる人数が限られていました。

さらに、近年ではコロナウイルスへの不安もあります。

ですが、リモートで実習を行うことで、これらの問題を解決し、一斉に多数の学生が、臨場感のある実習を行うことができます。

もちろんこの特徴は医療教育だけで見られるものではありません。

VR実習で得られる恩恵は、これからも様々な分野で見ることができるでしょう。

学校訓練

訓練においてもVRは大きな効果を発揮します。

特に民間企業により、災害を再現したVR/ARが多数開発されており、学校への出張授業が行われています。

再現されたVRでは火災旋風・群衆雪崩といった現象を再現しており、訓練用教材として申し分ない完成度です。

実際に株式会社アイデアクラウドは、北海道岩見北沢農業高等学校主催の「市民防災体験会」に招待されています。

防災イベントに約1000人が参加する中で実施された「防災VR 地震編 for Mobile」では、主催である高校の学生たちもVRゴーグルをつけている姿が見られました。

メタバース メリット

メリット

近年注目されてきたVR技術が学校教育にも利用されてきた理由は、もちろん様々なメリットがあるためです。

以下にVR導入によって得られるメリットを紹介します。

体験型学習ができる

1つ目は「現実に勝るとも、劣らないリアルな体験ができること」です。

特に災害訓練で用いられるVR教材では1人の被災者として体験できるため、現実ではなかなか経験できない学びを得ることができます。

もちろん座学・実技といった分野においても「進捗に合わせてCG教材を使う」「360°あらゆる視点から学習する」といった能動的な学習が可能です。

昨今活発になってきたリモート授業の欠点である「学んだ実感が得られない」という問題の解決策となりえるでしょう。

さらにVRの体験型学習では、コロナ禍以前の受動的な教育と比べて、多くの学びを学生側に与えられると期待されています。

遠隔授業ができる

コロナウイルスによって、多くの学校が大々的な実習を自粛しています。

しかし、VRにとって人数や場所はあまり大きな問題ではありません。

教師側がサーバーを作るだけで、何にも邪魔されず、質の高い授業を行うことができます。

大多数の学生が1度に参加できるため、大学のような1つの授業に100人いる環境でもリモート講義が可能。

外に出られない状況下にベストマッチした技術といえるでしょう。

メタバース デメリット

デメリット

万能技術のような活躍を見せているVRですが、もちろん欠点も抱えています。

本項ではVR授業におけるデメリットについていくつか紹介していきます。

導入コストがかかる

VRでの授業環境を作り出すためには、タブレット・VRゴーグル・PCといった精密機械を用意する必要があります。

授業形態によっては端末を1人につき1台準備しなければならないため、コストがかかります。

人数の多くなる高校・大学ではなおさらです。

さらに肝心のVRソフトを企業から導入する際に掛かる費用も必要になってくるので、すぐに決断できるとはいえないのが現状です。

五感での体験はできない

課外授業で感じられる現場の感覚・動きなどはある程度VRでも得られるものではあります。

しかし、現実に体験したものとでは、やはり若干の違いが生じるもの。

災害時の煙の臭いや火の熱さを体感することは不可能です。

いくら臨場感を漂わせていても、やはり前提として「VRの仮想空間である」という感覚はなくなりません。

VR授業が学生の記憶に残るかどうかは、教師陣の技量やVRソフトの質の向上にかかっているでしょう。

Urth

VR技術の導入に関しては各教育機関において一考の余地があるものの、実施できれば十分な効果を期待できるコンテンツです。

株式会社Urthが提供するVRソフトはパソコンやスマホなどからも入れるため、導入コストがあまりかからなく、教育現場に適したものとなっております。

利用開始からVR空間の制作までが非常に簡単で、端末の操作に慣れていない人でもガイドに従って自由に操作可能です。

VR空間では、アバターを介したコミュニケーションも取れます。

まさに現実の教室のようなVR空間の出来上がり。

さらにURLや写真を持ち込むことも可能です。

実技・座学など、様々な授業形態に合わせて柔軟に対応できるVRソフトとなっております。

まとめ

記事冒頭でも話した通り、VR技術への関心は高まりつつあります。

実際に数年前から学校教育での導入例もメディアで報道されるようになってきました。

将来VR授業が当たり前のように実施される未来が来るかもしれません。

これからのために、VRがどのようなものなのか十分な知識を持っておいてもいいかもしれません。

ぜひ、今回紹介した内容を参考にして、教育のDX化に役立ててください。

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