ある場所に入って、静かで不安になったことはないでしょうか。そんな現象がメタバース空間でもよく起こります。
今回は、そんな不安をすてきな曲で解決した事例をご紹介します。
つくるんですVRワールドとは
「つくるんですVRワールドとは」株式会社プラザクリエイトさんの「つくるんです」の作品が3Dで空間内に再現されており、展示会のように楽しめるVR空間サービスになります。
今まで写真だけでは伝えきれなかった、つくるんですの魅力を3Dでお楽しみいただきたい!そんな想いで作られた世界となっているので、ご興味ある方は是非ご体験してみてください。
つくるんですVRでは何ができるのか
作るんですVRワールドでは主に4つのことができます。
- ワールド内を自由に動き回れる
- 商品を3Dで立体的に見れる
- 欲しいと思った商品がその場で購入できる
- 友人と一緒にワールド探索できる
ワールド内を自由に動き回れる
『つくるんですVRワールド』では、空間内を自由に動き回れます。方向キーや、指定アルファベットなどで操作でき行きたい場所や気になる商品などを見に行くことができます。視点などは、QやEなどで変えることができ、また画面をクリックしながら見たい方向に動かすと視点が移動できます。比較的、操作が簡単なのが特徴になります。
商品を3Dで立体的に見れる
『つくるんですVRワールド』では、商品を3Dで立体的に鑑賞することが出来ます。現状のECでは、画像や動画のみでの2Dまでの商品紹介がメインでしたが、今回はVR空間で3Dでの立体的な商品紹介が可能になりました。実際に、商品に近づいて一周してみると、画像だけでは伝わらなかった立体的や完成品の細かい構造まで見る事ができ、この商品を作成するとこんな感じになるのかとイメージができるのでより創作意欲を掻き立てられ、ワクワクします。
欲しいと思った商品がその場で購入できる
このVRワールドの特徴として、空間を抜けずに商品を購入出来るという点があります。これはどういう事かというと、VRワールドに入ったまま、商品ページをクリックすると別タブが開き商品ページに移行されます。商品購入はもちろんそのページ内で行う事が出来、この時もVRワールドには接続されている状態です。つまり、気になる商品のページに移行し、またワールドに戻ろうとする時、従来であればまた再起動やログインなどを行う場面でしたが今回のワールドではVRワールドのタブをクリックするだけでもとのワールドに戻れる仕様になっています。商品ページを閲覧中もワールドの内のBGMは常に流れている状態なので、実際の店舗で気になる商品の値札を見ているときの状態と同じ感覚になれます。
友人と一緒にワールド探索できる
『つくるんですVRワールド』では、ワールドに友人を招待し、コミュニケーションや写真をとったりと楽しめます。ワールド内を展覧会として見て回ったり、友人といろんな感想を伝えあったりといった楽しみ方もできます。
「日本音楽家支援協会」(JMS)様による楽曲提供
今回、『作るんですVRワールド』を開設するにあたり、『日本音楽支援協会』(通称:JMS)様より、展示商品をイメージした楽曲を提供していただいています!
空間内に展示されている、3つの商品展示スペースに行くと、商品をイメージし作曲された曲が流れてくる仕様になっているので、『見て楽しむ』『聴いて楽しむ』ことができます!
「日本音楽家支援協会」(JMS)とは
「日本音楽家支援協会」(JMS)とは、
3000人以上のプロフェッショナル音楽家のコミュニティを持ち、音楽家として生きて行くためのインフラを提供し、
音楽で社会を明るくするための活動を、将来的にはフリーランス音楽家の社会的地位向上を目指している協会です。
主に、下記の5つを活動しています。
- 演奏機会の創出
- 音楽家へのビジネス支援・キャリア支援
- 音楽家に特化した福利厚生
- 音楽家の実態調査
- コミュニティ運営
また、YouTube「音楽家の素敵なストーリー」では音楽家をより身近に感じて頂く取り組みとして
音楽家の原点から現在までの歩みをインタビューし、演奏動画を紹介しています。
今回は、メタバース空間への楽曲提供という新しい挑戦をしていただきました!
作曲者のご紹介
ここでは、今回の楽曲提供をしていただいた、作曲者の方をご紹介します。
後藤 賢蔵
関西学院大学 総合政策学部 卒業。 演奏家としては、ピアノからオルガン、シンセサイザーを弾きこなすマルチ・キーボード・プレーヤーとして活動中。そして、制作に於いては最新の DTM, DAWを駆使する 作・編曲家、サウンドプロデューサーとして多くの作品をリリースしている。
主題歌、挿入歌、劇伴を手がけた映画「真言アイロニー」が2021年アメリカ・ヒューストンで行われた54th WorldFest-Houston International Film Festival(第54回ヒューストン国際映画祭)において、長編ドラマ部門『PLATINUM REMI AWARD』受賞。
今回は特別に、楽曲提供に関して、いくつか質問させていただいてきました。
ーなぜ今回の依頼を受けようと思ったのですか?
後藤様
元々劇伴制作を行なっていて、場を彩る楽曲制作が自分の性に合っている。
またメタバースというこれからの可能性を大きく秘めているものに自分の作品を重ねてみたいという思いから。
ー「VR」や「つくるんです」について感じたことはなんでしょうか?
後藤様
家にいながらお出かけ感覚とゲーム感覚の中間のような体験で楽しんでもらえそう
ー各商品をイメージした楽曲について、教えてください。
ーー『ミニチュアハウス コーヒー』はどのようなイメージで作曲しましたか?
後藤様
最初に書いたのがこのカフェの曲です。メタバース空間の中で今回一番はっきり曲が聞こえてきたのがここでした。ゆったりした空間作りはとても好きなので、メタバース空間内で 一息ついてる人をイメージしてます。
ーー『馬車』はどのようなイメージで作曲しましたか?
後藤様
実は最初は全く違う中世よりの曲でしたが、イメージを練り直してから今の形となりました。カフェの落ち着きとは違った馬車でお城に向かうような豪華さとゆとりを表現したく選びました。
ーー『メリーゴーランド』はどのようなイメージで作曲しましたか?
後藤様
これまでの2曲が比較的落ち着いた2曲でしたので、少し動きのある曲を書こうと目をつけたのがメリーゴーランドでした。子供っぽいポップな要素を取り入れてウキウキできる空間をイメージしました。
ーメタバース✖️音楽の可能性について
後藤様
メタバースと共に音楽があれば、空間の背景を表すことでより印象深い体験を提供できる。時間帯や季節などによって音楽も変わることで、より濃密な空間になっていく。
視覚だけでなく聴覚による空間づくりは、メタバース内でのリラックス、癒しの提供にも繋がっていく。
メタバースにおける音楽は、その空間の印象を大きく左右するものになっていくので、さまざまな音で彩っていくことで気持ちよくメタバース内で過ごしてもらいたい。
ー今後の目標をおしえてください。
後藤様
音楽を通して人々の生活に彩りを添えていきたい。より印象に残る時間を過ごしてもらう手助けをしていきたい。
今回は、つくるんですVRワールドでの楽曲提供もしていただいた後藤様のインタビューも含めて、音楽×メタバースの可能性に関して、取り上げました。
各分野で活用が広まるメタバース空間ですが、今後もそこでの音楽は現実世界と同じように重要視されるのではないでしょうか。今後の発展が楽しみです。
また、そんな時代を先取りした、メタバース空間である「つくるんですVRワールド」にもぜひ足を運んでみてください。
末筆となりますが、この度メタバース×音楽の可能性をともに切り開いてい頂いた、プラザクリエイト株式会社様、日本音楽家支援協会様、作曲頂いた後藤様はじめとした関係者の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。
メタテルで理想のメタバースを構築しよう!
新しいオンラインコミュニケーションツールであるメタバースをご活用企業様の思い通りに、UI、空間、機能をカスタマイズできるシステムです。マーケティング、採用でのメタバース活用に最適なツールとなっています。
サービス詳細