「メタバースってなにで体験できるんだろう」と気になる方もいるでしょう。
メタバースを体験できるのは、以下4つのデバイスからです。
実は、どのデバイスで体験するのかによってメタバースの楽しみ方は変わってくるのです。
そこで、本記事では、デバイスごとにどんな楽しみ方が体験できるのかについて解説します。さらに、各デバイスに適したメタバースサービスについても紹介します。メタバースを体験するうえで注意して欲しいこともお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。
メタバースが体験できるデバイス
メタバースが体験できるのは、主に以下4つのデバイスです。
どのデバイスでメタバースを体験するかによって、楽しみ方は変わってきます。各デバイスでの楽しみ方を事前に知っておけば、どのメタバースサービスから体験するか迷う必要はありません。
デバイスごとの楽しみ方や、それに適したメタバースサービスについては、次で説明します。
【スマホ】関係を深める体験がしたいならZEPETO
スマホでメタバースを体験するなら ZEPETO(ゼペット)がおすすめです。ZEPETOは縦画面での操作が基本なので、スマホの利用に適したメタバースサービスといえます。SNSを使う感覚で操作できます。
自分の分身であるアバターをデコレーションするのが、ZEPETOの主な使い方。
自撮りかアルバムから、手軽に自分そっくりのアバターが作れます。実際の自分の顔は写したくないけど、自分が写っている写真は撮りたいというニーズに上手く応えたサービスです。
特にInstagramとの相性がよく、実際の友人同士でZEPETOで作った自分そっくりのアバターで写真をとって投稿するユーザーは多いです。
また、ZEPETO内で仲の良いメンバーだけが入れるプライベートルームを利用することで、秘密基地を友人同士で共有している感覚に近い体験ができます。現実やネットの友人同士と関係をもっと深めたいと思っている方は、ZEPETOでメタバースを体験してみてください。
【PC】いろんな人との交流を体験したいならcluster
PCでメタバースを体験するならcluster(クラスター)がおすすめです。clusterは、メタバースサービスの中でも日本人ユーザー数がトップクラス。ロビーに入れば、誰かしらいるので、気軽にいろいろなユーザーと交流できます。
スマホでも遊べるのですが、clusterが提供している仮想の世界「ワールド」を最大限楽しむにはPCのほうが適しています。ワールドによっては、作りが細かいものや小さい画面では操作しづらいものなどがあるので、画面の大きいPCで体験しましょう。
ワールドの中には、ミニゲームが遊べるものがあり、そこにいるユーザーと気軽に交流できるのもclusterの魅力のひとつです。
【VRゴーグル】非現実感を体験したいならVRChat
VRゴーグルを使って体験したい、もしくはVRゴーグルを持っているという方は、VRChat(ブイアールチャット)がおすすめです。VRゴーグルを使えば、視界全てがメタバースの世界に囲まれるので、本記事で紹介するデバイスの中で、最も非現実感と没入感を体験できます。
VRChatは、国内にとどまらず海外ユーザーも多いメタバースサービスです。ワールドにいるアバターは、アニメキャラクターのようなものから動物のようなものまで多種多様で、他のメタバースサービスと比べても異世界にいる感覚を強く味わえます。
VRChatはPCからでも体験できますが、PCとの接続がいらないスタンドアローンタイプのVRゴーグルにも対応しています。スタンドアローンタイプだと、ワールドやアバターの表示に制限がかかってしまいますが、非現実感を体験するだけなら十分です。
スタンドアローンタイプのVRゴーグルを使うならMeta Questがおすすめです。Meta Questはコストパフォーマンスが高いVRゴーグルとなっています。
【ゲーム機】エンタメを体験したいならFortnite
ゲーム機でメタバースを体験したいなら、Fortnite(フォートナイト)がおすすめです。Fortniteは、SwitchやPS5、XBOXなどほとんどのゲーム機に対応しています。一定以上のスペックが求められますが、PCでも遊べます。
Fortniteは、決められたエリアの中で最後まで生き残るという明確なルールがあるため「ダウンロードはしたけど、結局なにしたらいいの?」ということにはなりません。
アバターを通して、他プレイヤーと通話しながら協力して敵を倒す体験は、他のメタバースサービスではなかなか味わえないでしょう。
Fortniteはバトルロワイヤルのほかに、他のプレイヤーが作成したワールドを探検できたり、有名アーティストのライブに参加できたりします。日本人アーティストだと、米津玄師がライブをしました。
アクションプレイが苦手な方でも、楽しめるイベントが用意されています。メタバースでエンタメを体験したいならFortniteをおすすめします。
メタバースを体験するうえでの注意点
メタバースは自由度が高く、いろいろなことを体験できるからこそ、SNSやゲームと同じように利用するうえで注意しなければならないことがあります。
これから紹介する注意点を把握しておかないと、メタバースを体験してからトラブルに見舞われる可能性が出てきてしまいます。トラブルは未然に回避しましょう。メタバースを体験するうえで注意して欲しい点は、以下の3つです。
それぞれ解説します。
高スペックのデバイスが必要な場合がある
本記事で紹介したメタバースサービスだと、VRChatとFortniteが高スペックのデバイスがないと体験できません。ワールドが広かったり、高解像度だったりすると高スペックのデバイスではない限り、データ処理が追いつかず満足に操作できなくなってしまいます。
「せっかくダウンロードしたのに、ぜんぜん動かない…」なんてことは避けたいですよね。
デスクトップPCやSwitchやPS5といった高スペックのデバイスが手元になければ、スマホでも体験できるZEPETOかノートPCでも動くclusterから触ってみましょう。
そこで、メタバースについて興味が沸いたら、高スペックなデバイスを用意してVRChatやFortniteを体験することをおすすめします。
プライベート過ぎる会話は避ける
メタバースサービスの多くは、不特定多数のユーザーが集まるワールドで過ごすことになります。そこでは、現実と同じように周りのユーザーたちの会話も聞こえるようになっています。
そういった場所で、氏名や住所などプライベート過ぎる情報を出してしまうと、個人を特定されてしまう恐れがあるので注意してください。ボイスチャットだけでなくテキストメッセージでも、避けるべきです。
メタバースの利用に慣れてくると、実際に友達と会って話している感覚になってしまうため、会話が盛り上がり、ついつい要らぬことを話してしまいます。SNSやオンラインゲームと同じく、公共の場という認識を持ってメタバースを体験しましょう。
1日の利用時間を制限する
メタバースは、非現実感を味わえるからこそ没入しやすくなっています。通常のゲームと異なり、特に目的もなくログインするユーザーが大半で、友人とだべったり、ワールドを散歩したりと現実世界と同じようなことをして過ごすことも多いです。
そのこともあってか、メタバースで過ごすこと自体が心地よくなってしまい、一日10時間以上プレイするユーザーもいます。10時間はないにしても最初は軽く遊ぶつもりだったけど、気づいたらかなりの時間を費やしていたなんてことは珍しくありません。
メタバースを体験する前に、タイマーを設定し1時間に1回は必ず15分の休憩を入れるようにしましょう。長時間同じ姿勢でいると、腰痛やエコノミー症候群を発症する恐れがあるためです。
メタバースもゲームやSNSと同じように節度を持って利用しましょう。
まとめ.最初は気軽に始められるスマホで体験してみよう
本記事は、デバイスごとにメタバースで体験できることとそれに適したサービスについて解説してきました。各デバイスで体験できることとメタバースサービスは以下の通り。
- 【スマホ】関係を深める体験がしたいならZEPETO
- 【PC】いろんな人との交流を体験したいならcluster
- 【VRゴーグル】非現実感を体験したいならVRChat
- 【ゲーム機】エンタメを体験したいならFortnite
メタバースという世界観を存分に味わいたいなら、今回紹介したサービスの中だとVRChatがいいのですが、高スペックなデバイスが必要なため最初の一歩としてはハードルは高めです。
そのため、上記4つのサービスの中でどれから体験するか迷っているなら、一番ハードルが低いスマホで始められるZEPETOから始めてみましょう。
顧客醸成につながらない施策にお困りではありませんか?
V-airなら空間デザインに優れた建築デザイナーによる設計で顧客醸成につながらない施策とおさらば!
⇒V-airの資料を見てみたい
メタテルで理想のメタバースを構築しよう!
新しいオンラインコミュニケーションツールであるメタバースをご活用企業様の思い通りに、UI、空間、機能をカスタマイズできるシステムです。マーケティング、採用でのメタバース活用に最適なツールとなっています。
サービス詳細