音楽業界のメタバース導入事例3選をわかりやすく解説【VRライブ】

昨今、世間で注目を集めているメタバース。音楽業界でも少しずつメタバースを活用する動きが見られます。

今回は、メタバースを導入した音楽業界の事例3選をご紹介しながら、導入するべき理由についても解説していきます。

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音楽業界:メタバース導入事例3選

1.VR技術を使ったライブ配信

音楽業界でのメタバース導入事例として、最も代表的なものがVR技術を使ったライブ配信です。

時間的制限、距離的制限を取り払ってくれる本来の良さはもちろん、コロナ禍での密対策としても使われることが増えたため、最近よく耳にしたり、目にすることが多いのではないでしょうか。

Youtubeを始めとする各アプリで、自宅にいながらライブ会場に実際にいると感じることのできる手軽さが視聴者に好まれています。

中には、専用のアプリやVRのヘッドセットを必要とするものもありますが、上記動画のOfficial髭男dismや大原櫻子、ジャニーズなどがYoutube上にアップロードしているものはスマホなどの端末のみでライブを楽しむことができることが特徴となっています。

「ライブに行けなかったから、見れて嬉しい」「最前列で見ると、こんな感じなんだ!」といった好意的な反応が多く、実際のライブ会場にも足を運んでくれやすくなります。

ただ、製作にあたっては撮影、音響、BGM、3DCGなどどの部分をこだわるかや、どの会社に任せるかによっても、費用が数万~数百万円まで幅が出てくるので見積りや検討は十分に行うことがおすすめです。

2.ゲームとのコラボ

Fortnite 音楽イベント
【参照】https://www.epicgames.com/fortnite/ja/news/gen-hoshino-to-deliver-a-soulful-performance-in-the-fortnite-soundwave-series

次に、紹介するのが著名アーティストが多く参加している、Fortnite開催されるSoundwaveシリーズです。

Fortniteの新シリーズを記念して開催されているこのイベントには、星野源・米津玄師・Justin Bieber・Travis Scott・Ariana Grandeなどの世界中のアーティストが参加し、メタバース最大級の音楽イベントとなりました。

各アーティストはそれぞれFortnite上で、ゲームのプレーヤーに向けてライブパフォーマンスを行い、中でも世界的ラッパーであるTravis Scottのライブでは約21億円という驚異的な売り上げを記録したと発表されています。

ゲーム内でのグッズ販売に加え、イベント終了後に運営から配布されるゲーム内で使えるアイテムやトークンがあったことも、多くのユーザーからのアクセスを得る要因の一つとなりました。

メタバース導入を検討している音楽事務所・アーティストはこのようなゲームと絡めた活用方法も考えてみてはいかがでしょうか。

下記参照画像がFortniteが手掛けたメタバース内の様子です。

Fortnite イベント内 イメージ
【参照】https://www.epicgames.com/fortnite/ja/news/gen-hoshino-to-deliver-a-soulful-performance-in-the-fortnite-soundwave-series

3.音楽イベントの開催

Music Vket イベント
【参照】https://music4.vket.com/

最後に紹介するのが、VR法人HIKKYが主催するMusic Vket「VR空間の音楽即売会」です。

VRChatというゲーム内で開催されるためインストールが必要ですが、パソコンなどの端末で参加可能なので、誰でも気軽にアクセスができるのが大きな特徴です。

全世界から参加者が集まるこのイベントで、アーティストや音楽関係者は自身の音源やグッズの販売はもちろん、トークショーやファンとのコミュニケーションをとり、約15万人の来場者との交流ができる場となりました。

実際に出展するには、VRChatでのアカウント登録が必要ですが、簡単な手順となっています。

VRChatの登録が完了したら、Twitterで参加申し込みの連絡を待ち、公式サイトにログインし申し込み。その後、抽選の結果、出展が決まれば公式サイトから販売したい作品のジャケット画像や試聴音源などをアップロード。リアルタイムで反映されていく様を確認しながら、メタバース内に設置していきます。

登録完了後はMusic VketのDiscordにも参加可能となるので、そこで確認をとりながら出展準備を進めるのも良いでしょう。

こういったイベント型でのメタバース活用は、ファンへの直接的なアプローチが可能になるだけではなく、データから効果検証ができたり、同会場に出展した他のアーティストとの繋がりも増えていく良い機会ともなり得ます。

音楽業界がメタバースを導入するべき理由

音楽業界でのメタバース導入の事例を見て、導入後のイメージが湧いてきた方もいるのではないでしょうか。ここからは、アーティスト・音楽関係者がメタバースを活用すべき理由について解説していきます。

音楽ライブ データ
【参照】https://www.cpra.jp/cpra_article/article/000645.html

右肩上がりに成長していた日本のライブ・エンターテインメント市場は、新型コロナウイルス感染症拡大による自粛要請を機に激変したことは容易に想像ができるでしょう。

中止や延期で売り上げがゼロまたは、減少した音楽イベントも少なくなく、市場全体では新型コロナウイルス感染症の拡大前と後で約80%売上が消失しました。

日本経済全体の中でも、ライブ・コンサートが開催不可となったことで大打撃を受けた音楽業界は、そこからの回復を目指して日々模索しながら仕事に取り組んでいます。

メタバースを活用することは大打撃を受けた音楽業界の復興に役立つのです。

感染のリスクを下げることのできることはもちろん、感染収束以降の世の中にとっても、時間的制約・距離的制約などを取り払ってくれるメタバースは前向きに検討を進めるべきです。

導入にあたって、メタバースのメリット・デメリットについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

さらに、コロナ禍で音楽との関わり方に変化が起き、録画されたライブ映像を視聴する機会が増えている中で、人々には大きな不満がたまっています。

いくら映像が配信されていると言えど、ただ画面を見ているだけでは、実際にライブ・コンサートに参加した時の「高揚感」は感じられないことから、生で参加することに飢えている人は数多くいます。

メタバース導入はこうした、ライブ独特の没入感や高揚感を求めている人々のニーズを満たすことができます。

まとめ

今回は、音楽業界でメタバース導入を進めている事例3選と導入するべき理由をご紹介しました。

音楽業界でのメタバース導入にはライブ・コンサートの開催やグッズの販売・促進面で多くのメリットがあることがお分かりいただけたでしょうか。

デジタル化が進んでいく世の中に対応していく為にも、メタバース導入を検討している音楽関係者・アーティストの方はぜひ、参考にしてみてください。

メタバースが脚光を浴び始めた昨今、ご紹介したような事例がこの先ますます増えていくことが予想されます。

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