個人事業主のセルフブランディングを成功させる3つの秘訣|大公開!!

text:
Go Tsutsui
個人事業主の方もそうでない方も「セルフブランディングをしたいけど具体的な方法が分からない!!」と頭を抱えたことはありませんか?
いつかはセルフブランディングをしようと考えながらも、目の前の仕事に謀殺される日々で、毎回取り組む決意だけして終わる。
誰しもが経験していることではないでしょうか?
そこで、セルフブランディングに必要な3つの秘訣を大公開しちゃいます。
ズバリ、3つの秘訣とは
①マーケット選定
②コンセプトの決定
③発信媒体の選定です!

セルフブランディングの定義
「そもそもセルフブランディングって何?」という人も多いのではないでしょうか?
セルフブランディングの定義を考える上でカギになるのは「ブランディング」という言葉です。
ブランディングは「brand(ブランド)」が基本形です。「brand(ブランド)」は、「Burened」という焼印を押すという意味が語源となっています。
以前は、自分と他者の家畜を区別するために、家畜に焼印を押していました。ここから「brand(ブランド)」が「商標」「銘柄」を意味するようになったのです。
自身をブランドする=他者との差別化を図ることなのです。
次は、セルフブランディングにおけるメリットとデメリットを確認していきましょう。
セルフブランディングのメリット&デメリット

他者との差別化を図ることである「セルフブランディング」ですが、実際に取り組む前にメリットとデメリットをチェックしておきましょう。
メリット
- 指名による案件獲得がふえる
セルフブランディングが確立されることで、指名による案件を獲得しやすくなります。また、価格競争に巻き込まれることがなくなるため、自身が設定した価格でサービスを提供しやすくなります。
- リピート率が上がる
一定層のファンを獲得することで、高いリピート率を期待できます。単発の案件をこなすのではなく、継続した案件を回せるようになり、新規の営業を減らすことができるでしょう。
- 信頼獲得に繋がる
SNSなどの利用が進むにつれて、「なにを」言うかよりも「だれが」言うかに重きが置かれるようになってきました。セルフブランディングをすることで、同じ内容でも自分自身の言葉が重く受け止めれるようになり、自分自身のさらなる信頼にも繋がってきます。
デメリット
- 固定イメージによる弊害
一度、イメージが確立されてしまうと、それを覆すのは難しくなってしまいま す。自身のイメージが制約となってしまい、反対に負担が増えるリスクがあります。
- 代替できない
これはメリットの1番目に挙げた「指名による案件獲得がふえる」と表裏一体の関係となっています。指名してもらえることで、すべての作業を基本的には自分でこなす必要がでてきます。したがって、いずれは限界を迎えるリスクを抱えることになります。
- 信頼を失った際の影響が大きい
自身のイメージで案件を獲得している以上、少しでも信頼を損なうと回復に多くの時間を要する恐れがあります。
ここまでセルフブランディングにおけるメリット&デメリットを3つずる挙げてみました。
ここでお気づきの方もいらっしゃるかもしれまんせんが、時系列としてはメリットの方が先にきます。セルフブランディングを確立してしまえば、上記のメリットを享受し続けることができます。
そして、デメリットで挙げた部分のリスクをマネジメントを実施することで、安定してブランディングをすることが可能になります。
セルフブランディング:3つの秘訣

上記では、「セルフブランディングの定義」と「メリット&デメリット」を紹介してきました。ここからは、セルフブランディングを成功させるための「3つの秘訣」についてご紹介していきます。冒頭でもお伝えしましたが、3つの秘訣とは①マーケット選定②コンセプトの決定③発信媒体の選定です。
①マーケット選定
3つの秘訣の1つ目は「マーケット=市場」の選定になります。この段階で取り組むことは2つです。それは「自分自身が提供できること」の把握と「どの市場に届けるのか」を決定することです。
「自分自身が提供できること」の具体的な例として、自分のスキルが挙げられます。スキルを把握することが全てのスタートになります。
スキルを把握するためにおすすめの方法としては、紙などに書き出してみることです。この際にポイントなるのは数値を意識することです。自身のスキルを名称や文字だけでなく、客観的に判断できる、数字を用いて書き出してみてください。
例(NG):私は英語を翻訳することができる。
例(正解):私は英検1級を持っており、これまでに100本の英文メールを翻訳してきた。
簡単ではありますが、上記に一例としてまとめてみました。
次に必要なことは「どの市場に届けるのか」を決定することです。自身のスキルを用いて、どの市場にサービスとして届けるかを決定しなければなりません。
その際にはマーケティングの手法として「3C分析」や「SWOT分析」などの用いることをおススメします。上記のマーケティング手法に関しては、別の機会で詳しくご紹介します。
マーケットの選定が済んだら、次はコンセプトの決定になります。
②コンセプトの決定
ここでは、①マーケット選定で洗い出した「自分自身が提供できること」をどういった形で
「市場」に見せていくのかを決定していきます。
コンセプトの決定=自分をどう見せるか
というイメージを持っていただければと思います。
具体的には、自分自身の「物語」を作っていく感覚になります。
私という人物の、過去から現在までを一つの物語としてまとめてみましょう。
そして、その物語に「題名」を付けてください。
その題名があなたのセルフブランディングのコンセプトとなります。そして、上記でまとめた物語は、自己紹介文を考える際の題材となります。
ここまで、①マーケットの選定②コンセプトの決定の2つをご紹介してきました。最後は、発信の方法を確立することで、自分というブランドを広める方法をご紹介します。
③発信媒体の選定
最後に一番重要な発信媒体の選定に関して解説していきます。
結論から話すと、発信媒体とはSNSのことです。
数あるSNSの中からどのサービスを利用するかによって、セルフブランディングに最適な市場にアプローチできるか否かかが決まってします。
今回は①Twitter②Instagram③noteの3つをご紹介したいと思います。
①Twitter(https://twitter.com/?lang=ja)
特徴:1ツイート(1回の投稿)で140文字を上限に文章を発信可能。画像や動画の添付が可能で、拡散性に優れている。幅広い年代で利用されている。
②Instagram(https://www.instagram.com/?hl=ja)
特徴:画像を投稿することに優れている。20代~30代の女性利用者が最も多い。Twitterと比較すると拡散性は劣る。
③note(https://note.com/)
特徴:一言で表すと「ブログの簡易版」。ブログの用に記事などの長文を発信することができる。HTMLやCSSなどのプログラミング言語は必要なく、手軽に文章を投稿できるので始めやすい。有料でノウハウや記事を販売できる機能が付いており、Twitterとも連携できるという特徴があります。
セルフブランディングでのおすすめは①Twitterと③noteを連携させて発信することです。
Twitterは文字数が140文字という上限があるため、どうしても情報量を削る必要がでてきますが、noteは長文を投稿できるため、Twitterで伝えきれない部分を発信することが可能になります。
まとめ
以上、セルフブランディングにおける3つの秘訣①マーケット選定②コンセプトの決定③発信媒体の選定を紹介させていただきました。
発信することは重要なのですが、受け取り手である(市場)と自分自身の見せ方(コンセプト)を決定しておくことで、スムーズに発信することができるようになります。
本記事が、みなさまのセルフブランディングにお役に立てれば光栄です。
Writer
Go Tsutsui
大学では、「自然環境がもたらす個人の幸福度」をテーマに掲げて経済学を専攻している。ADDressという多拠点サービスを利用しながら、趣味のサーフィンを満喫している。在学時には、「全国英語プレゼンテーションコンテストTop30入賞」やラグビーW杯で英語通訳アシスタントを務めるなどの経験を有する。現在は、英語コーチングやライターとして活動の幅を広げている。
投稿者プロフィール
- 大学では、「自然環境がもたらす個人の幸福度」をテーマに掲げて経済学を専攻している。ADDressという多拠点サービスを利用しながら、趣味のサーフィンを満喫している。在学時には、「全国英語プレゼンテーションコンテストTop30入賞」やラグビーW杯で英語通訳アシスタントを務めるなどの経験を有する。現在は、英語コーチングやライターとして活動の幅を広げている。
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